インド映画ニュースまとめ(2026年5月)
作品関連ニュース
4/27 サンジャイ・リーラ・バンサーリー監督の『Love & War』が2027年1月21公開予定
ランビール・カプール、ヴィッキー・カウシャルが主演。当初はシャー・ルク・カーンの出演も噂されていた。
4/28 『DON 3』に出演予定のランヴィール・シンが降板、1億ルピーの契約金返還へ
ランヴィール・シンが出演予定の『DON 3』から降板。これに関連してファルハーン・アクタルとリテーシュ・シドワーニーのExcel Entertainmentへ契約金約1億ルピーの返還に同意。さらには自身の次回作『Pralay(仮題)』の一部権益により補償する意向。
シャー・ルク・カーンの復帰説が再浮上しているが、公式な発表はなく、プロジェクトは宙に浮いたままとなっている。
ファルハーン・アクタルは「予想外を期待せよ(Expect the unexpected)」との謎めいたコメントを発表。
4/29 『Toxic』、2026年6月4日の公開予定がさらに延期
公開延期が続いている『Toxic』をめぐって、インド映画業界ではさまざまな憶測が飛び交っている。背景には中東情勢の影響に加え、『ドゥランダル作戦』続編の大ヒットによる公開戦略の見直し、さらに出演するキヤーラー・アドヴァーニーが一部の過激なシーンの削除を求めたという噂まで取り沙汰されている。
正式な延期理由は明かされていないものの、現在はインドの独立記念日にあたる8月15日公開が有力視されており、大作としてどのタイミングで投入されるのか引き続き注目が集まっている。
5/2 横浜国際映画祭2026で『THE INVESTIGATOR』が特別審査員賞を受賞
『THE INVESTIGATOR』が横浜国際映画祭2026にて特別審査員賞を受賞した。本作は、同映画祭においてインドから唯一出品された長編映画として注目を集めていた作品だ。
受賞後、カミル・シェイク監督は、本作がわずか7人のクルーによって制作されたことを明かし、さらに32日間にわたり1日19時間という過酷なスケジュールの中で撮影が行われたと告白。極限状態で完成にこぎ着けたインディペンデント作品の快挙となった。
5/14 『Raja Shivaji』快進撃、マラーティー映画初の国内興収10億ルピー突破が目前
リテーシュ・デーシュムクが監督・主演を務める歴史アクション大作『Raja Shivaji』の、マラーティー映画としては史上初となるインド国内興行収入10億ルピーの達成が目前に迫っている。2023年公開の『Baipan Bhari Deva』(約9億ルピー)を抜いて第2位となり、2016年公開の『君と一緒にいたくて(Sairat)』(約11億ルピー)を上回る勢いを見せている。
5/20 NTRジュニアの新作タイトルが『Dragon』に決定。初映像も解禁
1967年の麻薬密輸地帯(ゴールデン・トライアングル)を背景に、NTRジュニアが暗殺者役を演じる。プラシャーント・ニール監督は、本作撮影後『サラール 2』の製作に着手することも明らかに。
5/21 アーミル・カーン製作の映画『Ek Din』が興収的に伸び悩み
アーミル・カーンがプロデュースを手掛けた映画『Ek Din』が5月1日に公開された。本作は、2016年公開のタイ映画『One Day(一日だけの恋人)』を原作とするリメイク作品で、アーミルの実子であるジュナイド・カーンが主演を務めたほか、北海道ロケを敢行したことでも大きな注目を集めていた。
しかし、期待とは裏腹に興行収入は伸び悩み、商業的には苦戦を強いられる結果となった。これを受け、アーミル・カーンはインタビューで「自分の映画が失敗した時は数カ月間落ち込む」と胸中を吐露。
映画業界トピック
5/21 西インド映画労働者連盟の代表が、労働環境について警鐘
西インド映画労働者連盟(Federation of Western India Cine Employees)のB.N.ティワーリー議長が、映画制作現場における労働環境の悪化について強い危機感を示した。ティワーリー議長は、スタッフや技術者への待遇改善の遅れに加え、慢性的な給与未払い問題が深刻化していると指摘。「このまま状況が改善されなければ、近いうちに業界全体のストライキや機能停止(シャットダウン)に追い込まれる可能性がある」と警告した。
インド映画産業では近年、大作映画や配信向けコンテンツの増加によって制作本数が急増する一方、現場スタッフへの負担拡大や契約トラブルも問題視されている。
インド国内トピック
4/30 2027 census of India(第16回)の第一期調査がパンジャーブ州で開始
2027年実施予定の第16回インド国勢調査(Census of India)の第1期調査が、パンジャーブ州で開始された。本来は2021年に実施される予定だったが、新型コロナウイルスのパンデミックの影響により長期間延期されていた。
今回の調査で特に注目されているのが、1931年以来およそ100年ぶりとなる本格的なカーストセンサスの実施だ。インド社会においてカーストは依然として政治、雇用、教育政策などに大きな影響を与える要素であり、各州における留保枠(リザベーション)政策や福祉制度の見直しにも影響を及ぼす可能性もある。
5/10 ヴィジャイがタミルナードゥ州の州首相に選出

俳優ヴィジャイが率いる新興政党「TVK(Tamilaga Vettri Kazhagam)」がタミルナードゥ州議会選挙で歴史的勝利を収め、ヴィジャイが州首相に就任した。1967年以来、約60年にわたり州政治を主導してきたDMKとAIADMKという地域2大政党の支配構造が崩れたことで、インド政治史に残る選挙結果として大きな注目を集めている。
5/10 モーディー首相が不要不急の旅行などを控えるようメッセージ
中東地域の緊張激化に伴う“湾岸危機”の影響で原油供給への懸念が高まる中、5月10日、ナレーンドラ・モーディー首相が国民に向けて不要不急の旅行や燃料消費を控えるよう呼びかけた。
映画業界にも影響は広がる可能性があり、長距離ロケや海外撮影、劇場運営コストなどへの懸念も指摘されている。インド社会全体が、中東情勢をこれまで以上に敏感に注視する局面を迎えている。
5/22 俳優カマル・ハーサンが自身の政党MNMの党首としてのビデオ・メッセージを発表
政党Makkal Needhi Maiam(人民・正義・中道)の党首であるカマル・ハーサンが、イラン情勢に由来するエネルギー不足のさらなる進行に備えるべきとして、市民に節約と節制を呼びかけた。1962年の中印国境紛争期、1965年の大飢饉の際に国民がはらった犠牲に言及し、政府と国民がともに事態に立ち向かわなければならないと言明。中央政府・各州政府に①ガソリン・ディーゼルへの州税の減免、②公共交通機関の運賃の減額の2つを提言。
映画業界人の最新動向
5/13 カンナダ語映画俳優ディリープ・ラージ、心臓発作で死去、享年47。
スター&映画関連ゴシップ
4/19 ディーピカー・パードゥコーン&ランヴィール・シン、第2子妊娠を発表
ディーピカー・パードゥコーンがInstagramを通じて、第2子の妊娠を発表した。投稿されたのは、2024年9月に誕生した娘ドゥアが妊娠検査薬を手にする写真で、キャプションには邪視除けを意味する絵文字が2つ添えられただけというシンプルな内容だった。インド映画界を代表するスター夫婦の新たな家族ニュースに、祝福の声が相次いでいる。
日本関連ニュース
4/10 全編の約半分を日本でロケしたマラーティー語映画『Toh, Ti ani Fuji』が公開、高く評価される
4/22 在日ケーララ人による短編映画『Katana』がYouTube上で公開
5/20 NTRジュニアが新しいペットのオウムを紹介。名前は「Asahi(朝日)」と「Yuuhi(夕日)」
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