『プシュパ 君臨』日本公開前夜祭イベント・レポート

2026年1月15日18時30分より、丸の内ピカデリーで行われた『プシュパ 君臨』日本公開前夜祭イベントのレポートを、ほぼ全文文字起こしでお届けいたします。(翻訳などは適宜変更させていただいております。音声がうまく聞き取れず、脱落や改変となっている場合がございます。予めご了承ください)
インド映画タイムズ 2026.01.22
誰でも

司会の伊藤さとりさんの呼びかけに応じて現れたアッル・アルジュンとラシュミカー・マンダンナ。舞台への階段を登る際には手を差し出してラシュミカーをエスコートするアルジュン。

アッル・アルジュン(以下AA):(日本語で)こんにちは。ナマステ。日本の友よ、元気か?ありがとうございます。

伊藤:生で聞けちゃいましたね。あとで皆さん、またスクリーンで確認していただきたいと思います。どうもありがとうございます。さあ、ではご挨拶いただきましょうか、ラシュミカー・マンダンナさんです。

ラシュミカー・マンダンナ(以下RM):(日本語で)こんにちは。元気ですか?はじめまして。(英語で)待ってください、ちょっと準備します。(日本語で)温かくしてください。大好き。ありがとう。

AA:(日本語で)日本寒い、寒い。

伊藤:本当に、2人で日本語を練習されていて、素晴らしいですよね!本当に改めまして、ようこそ日本に!しかもアッル・アルジュンさんは、初来日なんですよね。来て間もなくだと思うんですけど。何か印象に残っている日本でのことを教えてもらっていいですか?

AA:日本のことが大好きです。日本食も大好きなんですよね。子供たちも日本の文化、日本が大好きで、行きたい、行きたいと言っていたんです。家族ぐるみであまりにも日本が好きなので、ペットの犬に“カゾク(家族)”と命名しました。

伊藤:ユーモアのセンスが素晴らしいですね。ラシュミカーさんは、2度目の来日なんですよね。どうですか?今回の日本は?

RM:小さい頃から本当に、日本は夢の国でした。そして今日ついに2度目の日本です。皆さん愛しています。私にとっては日本料理はくつろげる食事で、大好きです。それから日本のアニメもお気に入りなんです。日本の皆さんが大事にしている伝統も素晴らしいです。世界のどこかに移住するとしたら、絶対に日本だと思っています。

伊藤:ラシュミカーさんは『NARUTO』、『鬼滅の刃』とか、『呪術廻戦』も知ってるんですよね。

AA:(ラシュミカーに)好きなものを全部言っちゃいなよ。

RM:私は『NARUTO -ナルト- 疾風伝』を見て育ちました。他にも『鋼の錬金術師』、『BLEACH』、『orange』、『君の名は。』、『四月は君の嘘』、『チェンソーマン』、それから『DEATH NOTE』を見ていました。 伊藤:すごい。いやでもですよ、こうしてお2人が『プシュパ 君臨』で来日してくださるなんて。本当にありがとうございます!あの『RRR』と『バーフバリ』を超えて、インド映画史上ナンバーワンのメガヒットを記録している『プシュパ 君臨』。最高のキャラクターたちですよね。あえてちょっと聞きますけど、ヒットの要因って、お2人はどういう風に分析してますか?

AA:ラシュミカーが幸運を呼んでくれたからだと思います。

RM:そんなことありません。この映画はプシュパの物語ですよね? プシュパこそがヒットの要因です。

AA:インドではラシュミカーは幸運のジンクスなんです。彼女が出演する作品は、必ずめちゃくちゃヒットするんです。世界興収が100億ルピー(約174億円)、200億ルピーを超えることもある。そう、マジック、魔法だよね。

RM:彼はこんな風に優しい人だから。こうやって私のことをからかっているんですよ。本当は違うんですよ。

AA:本当にそうだよ。

RM:私は本当に感謝しています。『プシュパ』シリーズのようなすごい作品に参加させてもらえたんですから。だって、スクマール監督とアルジュンさんというだけで、もうブロックバスターが約束されたコンビでしょう。この2人が仕掛けるマジックを、皆さんはこれから目撃するわけです。『プシュパ 君臨』は、まさにプシュパ(というキャラクター)があってのものなのです。

AA:私から言うとすれば、この作品のすべてはスクマール監督のヴィジョンによるものだということです。監督が今日ここにいることが叶わず、残念ですが。監督こそが『プシュパ 君臨』成功の本当の理由です。もちろんラシュミカーさんや、ほかのキャスト、スタッフ皆さんの力のお陰でもあります。

伊藤:本当に展開が面白すぎる作品ですけど、お2人でのダンスシーンもあるじゃないですか。ここは特に大変だったんだよっていうところなど、ダンスの振り付けについて、何か教えてもらっていいですか?

AA:映画の中で一番、大変だったのは、この仕草(手の甲で顎を撫でる)です。何度やっても大変でした。

RM:アルジュンさんが踊ったり、演技をする時も、肩を片方だけ上げている姿勢を続けるのが大変そうでした。全シーンを通して、それをずっと維持するのが一番辛いんじゃないかな?というふうに見ながら思っていました。

伊藤:それがキマってるんですよね、アルジュンさん。アクションシーンでも本当に度肝を抜くものがたくさんありました。このアクションは特に大変だったなど、アクションのエピソード教えてください。

AA:前作『プシュパ 覚醒』をご覧になった方はご存知だと思うんですけれど、手を縛られたまま戦うシーンがありました。でもスクマール監督は、本作ではもっとパワーアップしたいと考えていました。手だけじゃなく足も縛ると言い始めたんですよ。ネタバレになっちゃうんですけど、これがクライマックスの長大なアクションシーンです。おかげで20日間手足を縛られていました。

伊藤:これがすごいんですよ。見たこともないアクションが展開するんです。アルジュンさん、今回のこの『プシュパ 君臨』の中で、何かキャラクターとして変化したことや、ご自身が役作りで意識してたことって何かありますか?

AA:よりパワフルになり、重々しさも加わるんですけれど、そのぶんだけ彼が直面する挑戦もより大きくなり、より多くの力を要するものになります。そして今やシュリーヴァッリと結婚し、ますます彼女のことを怖れるようになります。

RM:そんな。私(の演じる役)はとてもいい人ですよ。

AA:偉大な英雄も、妻の前では怯えます。

伊藤:でも、それがまたチャーミングな関係だったりするんですけど。ラシュミカーさん、今回の『プシュパ 君臨』の撮影の中で、アルジュンさんの意外な一面だったりとか、こういうチャーミングなことがあった、などありましたら、教えてもらっていいですか?

RM:『プシュパ』シリーズのため、「サー」と呼ぶアルジュンさんと5年も一緒に仕事をしてきました。今や彼は私の人生で最も重要な人たちの1人です。ですから、何か新しい面を発見するというよりは、本当に心のすぐそばにいる人と感じています。俳優ではなくて、もう人として、友人として接することができるというのが喜びですね。

伊藤:ありがとうございます。一緒に来日していただいて、本当に私たち、嬉しいですね。さあ、ちょっとここで、お話がございますよ。

AA:(日本語で)ありがとうございます。

RM:(日本語で)ありがとうございます。

***

〈ここで背後のスクリーンに、ファハド・ファーシル演じるシェーカーワト警視のイメージが大写しに〉

伊藤:プシュパの敵と言えば、シェーカーワト警視になるんですけれども、シェーカーワト警視を演じるファハド・ファーシルさんは、残念ながら諸事情で来ることができませんでした。そこで、スペシャルゲストの方が来てるんですね。皆様ご覧くださいませ、どうぞ。

クロちゃん:どうもー、来たしんよ。来たしんよ、来たしんよ、皆さん。ありがとうございます。シークワーサー警視ちゃんです。ハイ!ということで、ありがとうございます。クロちゃんです。よろしくお願いします。お願いいたします。アグネス・チャンってみたい。言わないでね。

伊藤:どうです?見てください。シェーカーワト警視の姿で登場しているわけです。すごい。

クロちゃん:ね、笑って喜んでくれる人と、ちょっとムッとしてる人が、この感じ分かれてますね。あ、海外の人もいるんで。せっかくなんで今日、海外の挨拶もいいですか?ナイストゥミーチュー、ナイストゥミーチュー、チュ、チュ、チュ、チュ、チューリップ。ありがとうございます。サンキュー。

伊藤:そしてね。アルジュンさん、ラシュミカーさん。どうですか?このクロちゃんの今日のファッションご覧になられて。

AA:(日本語で)日本シェーカーワト

クロちゃん:ありがとうございます。

伊藤:ラシュミカーさんはどうですか?

RM:ベリーハンサム

クロちゃん:とても、あー嬉しい。キュン、キュンのバッキューン!ありがとうございます。え、めっちゃ嬉しい!

伊藤:ハンサム。って言われましたからね。

クロちゃん:はい。いや、本当にね。だったら僕、日本じゃちょっと今ね、婚活失敗してますんで、あのインドに行って、婚活でもいいかなと思いました、今。

伊藤:そうなんですね。ちなみにクロちゃん、映画見たんですもんね。

クロちゃん:はい、見せていただきました。本当に。なんかね、広大。あの日本とかじゃありえない感じの広大なね。ダンスもなんかも全部すごくて。なんか圧倒されましたね。本当に。

伊藤:そしてシェーカーワト警視について、映画をご覧になって、どう思いましたか?

クロちゃん:めちゃくちゃ執念がすごいなと思いました。あと、やっぱ(僕と)似てるなと思ったんで。  なので、なんとかもう本当どんな役でもいいんで、僕も出たいなと思いました。 なんとか出れませんか? 

伊藤:お2人、そういうふうにクロちゃんが訊いてます。 

AA/RM:イエス。

クロちゃん:二人とも言いましたよ。皆さん。僕出ますよ。出るしんよ。絶対出たらスターになれるから、しっかり婚活できます。クロちゃん、これで結婚します。めっちゃ嬉しい。

伊藤:アルジュンさん、ちなみに出るとしたら、どんな役がいいんですかね?

AA:まあ、仮の話なんですけれど、『プシュパ3』があるとしたら、舞台を日本にしようかと考えてまして。その場合、日本版のシェーカーワト警視に当たるキャラクターをぜひやっていただきたいですね。

クロちゃん:あ、しっかり警官できるんですか?

AA:プシュパのビジネスの展開を阻止しようとするような役を、ぜひやっていただきたいですね。インドで素敵な彼女をご紹介して、結婚してもらいます。そうすればプシュパの仕事が邪魔されないと思うので。お願いします。

クロちゃん:賄賂じゃん、それ!待ってそんなことされたら、俺そっち側(プシュパ側)に行っちゃうよ!

伊藤:ラシュミカーさんはどう思いますか?クロちゃんに適切な役って何か思いつきますか?

RM:アルジュンさんと同意見です。クロちゃんに、美しいインド人女性と結婚して、インドへ移住してもらいましょう。そこで『プシュパ3』の撮影が始まるんですね。

クロちゃん:おお、どうしよう。オーマイゴッド!けど、結婚できるんだったら、僕行く!

伊藤:ね?いつかインド映画でデビューしていただいてね。楽しみにしております。

クロちゃん:言ったしんからね、本当にありがとうございます。グッバイ、ジャパン!

伊藤:さあ。じゃあですね。お時間が近づいてまいりましたので、ぜひ。これからこの映画をね。さらに多くの日本の方、ファンの皆さんに届くことを願いを込めて。まずはクロちゃんからメッセージをいただきたいと思います。

クロちゃん:はい。僕、普段は嘘しか言わないんですけど、この映画は本当に心温まる感じで、しかも見ると、やっぱりかっこいい友情とかが芽生えますので、皆さん絶対に見てください。 絶対最高だしんよ。

伊藤:ありがとうございます。 では、続きまして、ラシュミカーさん、お願いします。

RM:皆さん、映画を楽しんで。素敵な時間を過ごしていただくことを願っています。〈投げキス〉

RM:(日本語で)大好き。ありがとうございます。

伊藤:笑顔だけで癒されるって、こういうことですね。ありがとうございます。さあ、そしてアッル・アルジュンさん、お願いします。

AA:映画の中で、言ったセリフを繰り返させてください。この映画で、私の最初のセリフは日本語なんです。ちょっとネタバレになってしまいますが。オープニングは日本が舞台で、プシュパは初めて口を開いて日本語をしゃべるんです。もし間違えてたら指摘してください。

AA:(日本語で)こんにちは。日本の友よ、元気か?俺のブツが届く国をずっと見たかったんだ。やっと来れた。日本寒い、寒い。ありがとうございます。

<マスコミ撮影・一般撮影、インド側プロダクションチーム紹介のため中略>

***

<いったん〆のあと、再度発言を求めるアッル・アルジュン>

AA:(日本語で)ありがとうございます。

AA:申し上げたいんですが、私はおかげさまで世界のいろんな場所に足を運んでいますが、その中でも日本の観客の皆さんがもっとも礼儀正しく、教養や文化的なレベルが高い方々だと、強く感じました。大好きです。

RM:皆さんに映画を楽しんでいただきたいと思います。そして、一緒に踊って、口笛を吹いて。次の機会にまた皆さんに会うことを楽しみにしています。また日本に戻ってきます。

AA:(日本語で)さようなら。

舞台の端に着くまで何度も振り返って手を振り、合掌し、両手でハート型を作るアッル・アルジュン。

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