【速報】ホラー映画『霊の還るところ』が5月22日より上映開始

ホラー映画『霊の還るところ』が、5月22日(金)より開催予定の「インディアンムービーウィーク2026 パート2@キネカ大森」および、ミッドランドシネマ名古屋空港にて上映決定。また、塚口サンサン劇場でも近日上映が決定。
インド映画タイムズ 2026.04.15
誰でも

配給案内より

インド映画の配給会社、SPACEBOXが主催するインド映画の特集上映「インディアンムービーウィーク2026」にて、ゴーストホラー作品『霊の還るところ』が日本初上映されます。本作はインド・タミル語映画界の鬼才、ミシュキン監督による2014年公開作で、タミル・ニューウェーブの旗手として知られるバーラー監督がプロデュースしたヒット作。ニューウェーブの旗手×カルト級の鬼才監督という強力なタッグにより世に送り出され、低予算、大掛かりなプロモーションなく公開された中、製作費の4倍以上を興収となるヒットとなった、伝説級のゴーストホラームービーです。

本作は5月22日(金)よりキネカ大森とミッドランドシネマ名古屋空港で開催する「インディアンムービーウィーク」にて初上映するほか、近畿エリアでは、塚口サンサン劇場にて上映が予定されています。

1) インディアンムービーウィーク2026 パート2

開催期間:5月22日(金)から6月11日(木)開催

上映作品:『霊の還るところ』(初上映)、『ピザ 死霊館へのデリバリー』『お気楽探偵アトレヤ』『ジャパン・ロボット』『ツーリストファミリー』(再上映)計5作品を上映

キネカ大森チケット料金:一般2000円/TCG会員1400円(火・木1200円)

2) インディアンムービーウィーク @ ミッドランドシネマ名古屋空港

『霊の還るところ』5月22日(金)から5月28日(木)1週間限定上映

ミッドランドシネマ名古屋空港チケット料金:劇場通常料金

3) 兵庫県 塚口サンサン劇場

近日上映

霊の還るところ

作品解説

タミル語映画界で2000年代中盤から起こった、新感覚映画の潮流「タミル・ニューウェーブ」。その代表的な映像作家の一人がミシュキン監督だ。本作で主演を務めたのは、ミシュキンのアシスタントだった新人俳優のナーガー。事故死した女性の父を演じたラーダー・ラヴィ(『ムトゥ踊るマハラジャ』)を除くと、出演者は映画デビューからまもない俳優ばかり。音楽監督も新人で、製作費は約2千万ルピー(2026年4月時点の為替レートで約3430万円)の低予算と、セールスポイントが少ない作品ではあったにもかかわらず、公開後は製作費の約4倍の興行収入を記録するヒットとなった。プロデュースを手がけたバーラーは、監督作『セードゥ』(1999年)を大ヒットさせ、タミル・ニューウェーブの先駆的な存在として知られる。タミル語映画界の注目すべき映像作家であるバーラーとミシュキンが組んだ本作は、観客を恐怖に陥れるのではなく、事故で命を奪われた若い女性の念と、喪失感に苛まれる彼女の父の慟哭がキーとなる、文学的な余韻を湛えたホラー作品である。ミシュキン監督の前作『狼と子羊の夜』(2013年)が特集上映「インディアンムービーウィーク 2023」(2023年12月から2024年1月に開催/ 主催:SPACEBOX)にて上映された際はクチコミを通じて多くの観客を集め、観客のニーズがメインストリーム系の大作だけではないことがうかがわれた。本作の緊張に満ちた映像表現は、スクリーンで鑑賞してこそ魅力が倍増する。ミシュキン監督の代表作として知られ、批評家からも高く評価された本作の日本語字幕版上映は、多くの映画ファンに歓迎される機会となるだろう。

ミシュキン監督プロフィール

1971年生まれ、タミルナードゥ州マドラス(現チェンナイ)に生まれる。本名はシャンムガ・ラージャー。ペンネームはドストエフスキーの『白痴』の主人公ムイシュキンから採られた。ヴィンセント・セルヴァ監督のもとで助手をつとめたのち、2006年に『Chithiram Pesuthadi』(未)でデビューし、高い評価を受ける。以降、批評家からは常に注目を浴びつつも、一貫してスター不在のネオ・ノワール系低予算作品を作り続けている。長回し、暗い情念の世界の描写、社会の周辺・底辺にいる人々への執着など、ユニークな作風を保持し、タミル語のニューウェーブ監督たちの中でも、最も作家らしい作家。職業俳優にオファーしても受け入れられないようなキャラクターを主人公に据えることが多く、やむなく自分が主演しているうちに、他の監督の作品でも悪役などを演じるようになった。仄暗い夜の情景を美しく印象的に撮ることでも出色。黒澤明と北野武を崇拝しているといわれ、東アジア全般の映画に関して強い関心を持つ。商業主義映画を批判する数々の発言でも有名。自作で作詞・作曲や歌唱を担当することもあり、また実弟であるアーディティヤ監督の『Devil』(2024・未)では音楽監督を務めた。日本でこれまでに紹介された監督作品には『狼と子羊の夜』(2013)がある。出演作品は同作のほかに『伝説の勇者 マーヴィーラン』(2023)、『レオ:ブラッディ・スウィート』(2023)がある。

作品情報

監督:ミシュキン

出演:ナーガー、ラーダー・ラヴィ、プラヤーガー・マールティン、ハリーシュ・ウッタマン、カニ・クスルティ

原題:Pisaasu/インド/タミル語/2014年/107分/G

©︎B Studios

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