『カーンターラ 神の降臨』関連情報まとめ

6月5日より公開中のインド映画『カーンターラ 神の降臨』。
圧倒的な映像美と迫力のアクション、そして南インド・トゥルナードゥ地方の伝統文化や神霊信仰を背景に描かれる本作は、日本公開前から大きな注目を集めています。
今回は、作品紹介、メイキング映像、関連コラムなど、『カーンターラ 神の降臨』をより深く楽しむための情報をまとめてお届けします。
インド映画タイムズ 2026.06.07
誰でも

※全て配給の案内を元に記事を作成しております。予めご了承ください。

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監督・脚本・主演リシャブ・シェッティのおすすめ観光スポットコメント

また監督・脚本・主演を務めたリシャブ・シェッティが、本作の舞台となったインド・カルナータカ州のおすすめの観光スポットを教えてくれた。

「インドは信じられないほど多様性に溢れている国ですので、どのような経験を求めるかによって異なりますが、自然やスピリチュアルな体験を求めるなら、カルナータカ州の沿岸部がお勧めです。『カーンターラ 神の降臨』の題材にもなった森や寺院があります。カルナータカ地域を探検する事で、文化と風景の両方を感じられると思います。歴史的建築物に関しては、ハンピという都市は息をのむ程美しいです」

入場者プレゼント

公開を記念して入場者プレゼントの配布も決定! 『パンジュルリの雄叫び栞』というアイテムとなり、パンジュルリ神が「ウワァァァアアアアアーーー!」と雄叫びをあげているシーンが描かれており、挟んだ本から声が聞こえてくる感覚を覚えてしまうはず。6月5日(金)から上映劇場で配布を予定しており、数量限定でなくなり次第配布が終了となる。

ブータ・コーラの本編シーン映像

古より伝わり現在でも南インドで行われている神降ろしの儀式ブータ・コーラを捉えた本編シーンが到着した。南インドの伝統的な木管楽器のナーダスワラムの音色が響くなか、画面全体にパンジュルリ神が登場! 神降ろしの儀式ブータ・コーラが執り行われる様子を映し出しながら、パンジュルリ神の偉大さを紐解いていく。

暗闇の森林の中で電気もない、たいまつの明かりで照らされている中心で、パンジュルリ神の神秘的な一面が目視することができる。祭礼に参加する村民も神妙な表情を作り緊張感を感じることが出来る。該当のシーンでは、民族音楽とロック調の音楽が融合した本作のリード楽曲「Varaha Roopam」が儀式を盛り立てる。。

「ヴァラーハは最強の力を持つ神なり 猪の姿をしたヴィシュヌの化身 硬いダイヤモンドの牙で我らを守りたもう シヴァの神髄を体現し地上で栄える存在なり 信仰する者に救いの場を与えたもう 幾千もの神の心を勝ち得た存在なり 我ら今 その御前に立ちあがめ奉りたもう」

 太古の昔から人々に広大な森と土地を与えながら守護する存在として崇められているのが、パンジュルリ神である。神降ろしの儀式ブータ・コーラの演者が代表して、パンジュルリ神に捧げる舞を披露しながら、儀式中に「ウワァァァアアアアアーーー!」と雄たけびを上げて讃えつつ、村民たちの守護も願っているのである。

 南インドに生まれ育ち、儀飲料水販売や不動産業といった職を掛け持ちしながら成功を夢見て、映画業界に飛び込んだという異色の経歴を持つリシャブ・シェッティ。本作では監督・脚本・主演が彼が、神降ろしの儀式ブータ・コーラについてコメントを寄せている。

「カーンターラのアイディアは私のルーツから生まれました。私はカルナータカの海沿いのエリア出身で、そこではブータ・コーラの儀式が行われています。ブータ・コーラは単なるパフォーマンスではなく信仰であり、今日まで伝承され我々のアイデンティティを形成しているのです。長い間インドの田舎を舞台にした映画のストーリーには、信ぴょう性のある物、感情豊かな物が少ないように感じ、リアリティのある物語を書いてみたいと考えていました。制作チームと共に、正直さを持って作るべきだと考え、希釈せず、商業化を意識せず、プライドを持って制作しようと思いました。映画の根幹にあるのは、信仰、自我、力、自然です。これらは普遍的なものだからこそ、言語や境界を越えて観客に届くのだと思います」

本編映像『暗い森と神編』

今回届いた本編映像は、海外の動画サイトで600万回越えの再生数を叩きだした、ユニークな本編シーンをお届けする。

神降ろしの儀式・ブータ・コーラの演者だった父を持つ、村一番の放蕩者で猛々しい水牛レースの絶対王者として君臨するシヴァ(リシャブ・シェッティ)は、夜に神聖な森へと向かった。

灯りもない真っ暗闇の中だが、子供のころから出入りしているためシヴァにとって庭のような場所。懐中電灯ひとつで出かけたシヴァは、森の中で小休憩をしていると、突如「シャリン」という音が鳴り響く。人一人いないはずの森の中で、不気味な音を聞いたシヴァは、懐中電灯で近辺を照らすも不審は見つからない。しかし「シャリンシャリン」という音が、シヴァに近づいてくると、背後からパンジュルリ神が現れて「ウワァァァアアアアアーーー!」と驚かしてきたのだ! 突然得体が知れないものに驚かされ強い恐怖に襲われたシヴァは、その場から猛ダッシュで逃げるのだった。

このシーンについて、既に海外で視聴した人々からは、「このシーンを見て、私は飛び上がりました。しかも私のせいで、近くにいた男性が、コーラを全部自分にこぼしてしまいました」、「怖かったけど同時に面白かった」、「神がコミュニケーションを取ろうとしている瞬間です」と、それぞれの解釈で思い出が語られており、海外の方々にとって楽しめたシーンであることが分かる。

一般的なインド映画は、本編尺が3時間半を超えることが多いのだが、本作は約2時間半と短い時間で制作されている。監督・脚本・主演を務めているリシャブ・シェッティは、海外公開を視野に、本編尺を調整したと明かしてくれた。

「海外を意識して国際版を制作し、尺が比較的短くなるように制作しました。通常インド映画は約3時間越えが多く、歌唱・ダンスシーン、コメディ、サブストーリーが描かれるからです。しかし『カーンターラ 神の降臨』については、ストーリー性の高さを観客に印象付けたいと思いました。ストーリーのリズムは、没入感を感じさせながらも無駄のないものにしようと決めました。心臓の鼓動のように動き、クライマックスに向けて着実に緊張が高まっていくようにしたんです。海外の観客向けに意図的に短くした訳ではありませんが、近年の映画産業がグローバル化に向かっている事は意識していました。こうした考えのもとで本作の本編尺は、ストーリーをしっかり伝えられているかを確認した上で、最終的に決まりました」

本編映像『田んぼで泥沼大乱闘編』

今回届いた本編映像では、古より伝わり現在でも南インドで行われている、豊作に感謝する水牛レースで起きた出来事だ!

神降ろしの儀式・ブータ・コーラの演者だった父を持つ、村一番の放蕩者で猛々しい水牛レースの絶対王者として君臨するシヴァ(リシャブ・シェッティ)は、今年も見事に荒々しい水牛を乗りこなし圧倒的なタイムを叩き出していた。しかし優勝発表で名前を呼ばれたのは、村一番の地主のチームの名前だった!

その結果発表にブチ切れたシヴァは、田んぼの沼にジャンプ一番で入水して、地主のチームにアタックを仕掛けていく。スローモーションで沼に足をつけた途端に、背後から蹴りを入れられてしまったシヴァだったが、彼の身体は猪の様に硬くびくともしていない。すぐ立ち上がると、助走をつけてからの驚きの巴投げを繰り出して、一人目の敵を退治してしまったのだ! さらにコーフン度高めな乱闘が続いていく、ウワァァァアアアアアーーー!(パンジュルリ神の叫び)

続いて幾人かの敵の猛攻がのしかかってくるも、物ともせず膝蹴り1発で蹴りとばしたり、泥沼の中に寝転んだ状態からの蹴りで、さらに圧倒していく。さらにK-1ファイトのような立ち技部門に移行すると、飛躍力抜群のジャンピングサイドキックでKOをかましている。ケンカ強過ぎなシヴァに、さらにウワァァァアアアアアーーー!!を贈りたくなる。『泥沼の乱闘バトル』の勝者は、一目で分かるようにシヴァ! 格闘アクションシーンに特化した、胸アツ必死な本編シーンとなっている。

 南インドに生まれ育ち、飲料水販売や不動産業といった職を掛け持ちしながら成功を夢見て、映画業界に飛び込んだという異色の経歴を持つリシャブ・シェッティ。本作で監督・脚本・主演を務めているのだが、なぜ三役担当することになったのか答えてくれた。

「私が脚本を担当した理由は、私自身が物語の舞台となった場所の文化、方言、そこにある精神的な強さをよく知っていたからです。監督を務めたのは、ブータ・コーラの過程で行われるパフォーマンスをより印象深く本物に近い物にする必要があったからです。演じる事に関しては、最初は主演する予定はありませんでした。しかし制作会社と企画を進めていくうちに、主人公の役を演じる俳優には、肉体的にも精神的にも完璧に役に身を委ねてくれる人物が必要だと気付きました。私は本作の企画と何年も過ごしていたので、私にはこの役を演じる責任を背負う準備が出来ていると思いました」と、コメントを寄せていた。

メイキング映像第1弾『水牛レース』

メイキング映像第2弾『シヴァと仲間たち』

メイキング映像第2弾『シヴァと仲間たち』が届いた。主演・監督・脚本を手掛けたリシャブ・シェッティらが登場して、本作のストーリや見どころが語られていく。

映像冒頭では、パンジュルリ神のお告げにより先住民に与えられた広大な森が映されており、古代の太鼓のリズムに併せて映像を盛り立ていく。リシャブ・シェッティが登場すると、「この作品は、18世紀から現代まで複数の世代にまたがる物語を描いている」と語ると原生林の美しさと壮大な撮影風景から、炎に囲まれたシーンが映し出されており、日本では撮影出来ない撮影地の荘厳さを感じ取れるはず。

続けて主人公シヴァのキャラクターと性格を紐解きながら、彼を慕う仲間たちを演じたキャスト達が登場する。共演者の一人が「リシャブは実生活で見た人を下敷きに人物を描く。他の村にモデルがいる」という説明を果たしながら、リシャブ・シェッティの才能に驚きの表情を見せつつ、シヴァと仲間たちの絆の深さをコメントする。また1台のバイクに3人乗車して、林の悪道を走り抜けるシーンのほか、暴れ川を歩いたり、よどんだ沼でケンカをするなど、シヴァと仲間たちが青春ヤンキー映画に登場人物たちの様な、地元愛と絆が深い集団だという事が分かっていく。映像内の解説に、ぜひ耳を傾けていただきたい。

映像最後では、髪の長い裸体の男性が“ウワァァァアアアアアーーー!”と雄たけびを上げている様相から、黄金の顔に染まったパンジュルリ神が登場する一幕も。裏話が多く収録されているメイキング映像をご覧いただき、来月の映画公開を待ち望んでいただきたい!

モノマネ芸人おいらさんによる『カーンターラ 神の降臨』の魅力紹介動画

中村光氏描き下ろしイラスト

目覚めた人ブッダ、神の子イエスがが、東京・立川でルームシェア!? 累計1600万部超で、第13回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した、ほのぼの&爆笑必至の日常系コメディを描く漫画『聖☆おにいさん』。アニメ映画、ドラマ、実写映画も展開される人気作の著者・中村光氏が、なんと本作のために描き下ろしイラストを執筆された!

到着した描き下ろしイラストには、『聖☆おにいさん』に登場する主人公ブッタとイエスと共に、なんとパンジュルリ神が居合わせている! イエスとブッダのお宅を訪ねたパンジュルリ神が、イエスから継がれたお茶を飲んでいる様子が描かれている。ふたりから大変美味しいお茶をご馳走になり思わず目を見開いて映画にも登場する象徴的な雄叫び「ウワーオ!」を上げている。その反応に対して、急須を持ったイエスが「ごめん熱かった?」と投げかけるも、横にいるブッタが「彼の通常運転だから」と伝えている、クスリと笑える一幕が描き出されている。ブッタとイエスと神(パンジュルリ神)が、奇跡のティータイムを満喫するという微笑ましい光景がチェックできる。

描き下ろしイラストを執筆した中村光氏は、「最後の10分がめちゃくちゃ良かった」とコメントを寄せており、映画『カーンターラ 神の降臨』を楽しんだことが伺い知れる。なおブッタとイエスと共に登場するパンジュルリ神は、土地や自然を守る神聖な神霊で村人の安全を守る存在であり、争い事を裁いたり、助言を与えたりする存在と知られている。

なかむらるみ氏描き下ろしイラスト

街中のおじさんを観察・収集・イラスト化して、13万部の大ヒットを記録した『おじさん図鑑』で知られるイラストレーター・なかむらるみ氏が、本作に特化した相関図を描き下ろしされた! 

なかむら氏のタッチで描かれた相関図では、主人公・シヴァを囲みながら、各々の特徴を細やかに描かれている。主人公・シヴァについては、「血気盛んで問題を起こしがち。父親は神降ろしの名演者だった」という注釈が入っており、左側には恋人・リーラの存在も示されていて、ラブロマンスの展開も予想できる。また母親の偉大さを感じさせながら、いとこや友人たちの友情ヒストリー、問題児だがシヴァを可愛がっている地主の存在も描かれており、絵のチャーミングさに目が向いてしまう。

さらにシヴァに対して下矢印で対立構図が示されおり、「森を守る!」というテキストの傍で森林局のムラーリが登場しており、敵対する人物との構図も描かれながら、どんなバトルが展開されるのか期待に胸が膨らんでしまう! “ウワァァァアアアアアーーー!”の雄たけびでお馴染みの神霊パンジュルリが、シヴァの傍でまた雄たけびを上げており、本イラストに向けて喜びの感情を表現しているかもしれない。

本編映像 ラブロマンス編 ※6/24追記

リシャブ・シェッティ「山や森は私にインスピレーションをくれる場所。富士山を訪れる事も私にとって特別な体験になるだろう」

今回届いた本編映像では、村一番の放蕩者で猛々しい水牛レースの絶対王者として君臨するシヴァ(リシャブ・シェッティ)のラブロマンスの情景をレポートする。

村を離れていたシヴァの幼なじみのリーラ(サプタミ・ガウダ)が、実家に帰ってきた。久々に対面したシヴァは、彼女に熱烈なアタックを続けることに。インド映画らしくバイクにまたがったシーンから始まり、愛の気持ちを歌に乗せていく。

「宝石と見まこう美しさ お前は妖術師 足で金を掘り当てる 惑わすガーンダーリ」という独特な歌詞と共に、シヴァが愛しき人の家に出向き、新鮮なお魚をプレゼントするシーンが映る。リーラと母親は、素晴らしい贈り物の魚で料理を作っており、シヴァと父親が楽しく談笑しながら、家族に取り入っている事がチェックできる。食卓に出された魚料理を、リーラの表情を見ながら頬張るシヴァの笑顔が眩し過ぎる。シヴァの心情を「聖月が巡る 愛しさが募る」という歌詞で紡がれている。

「魅惑的な運命の女(ファムファタール)」と評されるほど、リーラにぞっこんなシヴァは、連日猛アプローチをかける。二人で水牛を連れて遊牧したり、夜道を歩いてデートを重ねていくうちに、リーラもシヴァに恋する。二人の感情が爆発する瞬間が訪れる。村の野外広場で行われた、移動映画上映の日だった!

多くの村民が広場に集まり映画を楽しんでいるが、両想いの二人はちらちらと顔を見合わせて、二人で抜け出す瞬間を探っている様子が見受けられる。すると小さいスクリーンの後ろで落ち合った二人は、マジでキスする5秒前! しかし良いところで停電となり、スクリーンの後ろに隠れて逢瀬を重ねている光景を、村人全員が目撃! ウワァァァアアアアアーーー!と叫びたくなる状況にもかかわらず、シヴァとリーラの、ランデブーシーンで映像が終わる…。インドでも“恋はハリケーン”だという事が分かるはず、ドキドキ感情を想起させてほしい!

写真家・佐藤健寿氏コメント ※6/24追記

『奇界遺産』で知られる写真家・佐藤健寿氏が、本作を評している。「インド南西部を訪れ、映画とよく似た祭りを撮影したことがある。そこに描かれる人々の暮らしや祭礼は誇張ではなく、むしろ驚くほど現実に近い。インド得意の神話的エンターテインメントに見えて、実は階級、宗教、政治、男女格差という社会問題、さらには性描写といったインド映画のタブーにまで踏み込んだ怪作にして傑作。爆発的な成長の影で多くの矛盾を抱えるインドで叫んでいるのは神々と、そして民衆なのだ。」

 南インドに生まれ育ち、飲料水販売や不動産業といった職を掛け持ちしながら成功を夢見て、映画業界に飛び込んだという異色の経歴を持つリシャブ・シェッティ。本作で監督・脚本・主演を務めている彼に、日本の印象を聞いてみた。

「日本へ行った事はまだないですが、映画が日本で公開されたら是非行ってみたいです。日本は伝統を重んじながら、先進技術と共存しており、私はその姿勢を深く尊敬しています。京都へ行きお寺や世界遺産を見て体験してみたいです。勿論、東京にも行ってみたいです。特に映画文化や革新的な技術に触れてみたいです。山や森は私にインスピレーションをくれる場所なので、富士山を訪れる事も私にとって特別な体験になるだろうと思います。日本の精神的な美学と自然への敬意は、『カーンターラ 神の降臨』のテーマと一致していると感じます」と、日本の観客に向けてコメントを寄せてくれた。

本編映像 アクションシーン編 ※6/24追記

闇夜の中の大アクションシーンを公開!

今回届いた本編映像では、村一番の放蕩者で猛々しい水牛レースの絶対王者として君臨するシヴァ(リシャブ・シェッティ)が起こした、ハリウッドも度肝を抜くアクションシーンが届いた。

大雨が降る真夜中に、主人公のシヴァと父親が自宅と会話していると、外に怪しげな人影を見つけてしまう。その姿を見たシヴァは「剣を研いでほしいようだ」とつぶやくと、父親は「誰だ、ハッパを吸う火しかない。明日にしろ」と、粋な返しで雑談が進めていく。

しかし目の前には、赤いバンダナで顔を覆い隠しながら、長いナタを持った敵が数名近づいてきている。「火をおこす」と言いながら下を向いた瞬間に、なんと敵がナタを振り頭をかすめた! 髪が火元に落ちてチリチリになることを目視したシヴァは、再度攻撃をしかけた敵に向けて、炎をまとった木で応戦!!火の粉が舞い散りばめながら敵をふっとばした後は、あれよあれよとなぎ倒していくシーンが映し出されていく。

リズム天国の軽快なリズムに乗せて、家にあった壺を投げつけて蹴りとばしたり、人を担ぎながら屋根に向けて投げ飛ばしたりと、もうハチャメチャ過ぎる! そして父は、周りのドタバタを気にせずヤニを吸い煙を吐きながら、「ここで戦うなよ」とボソッと呟くだけ。なんともカオス過ぎる!!! このアクションシーンは、格闘ファンをときめかせるはずだ!

南インドに生まれ育ち、飲料水販売や不動産業といった職を掛け持ちしながら成功を夢見て、映画業界に飛び込んだという異色の経歴を持つリシャブ・シェッティ。本作で監督・脚本・主演を務めている彼に、ハリウッドも度肝を抜くアクションシーンの作り方を聞いてみた。

「アクションの振り付けにおいて、ハリウッド映画等は特に意識しませんでしたが、本物らしさと強さにこだわりました。勿論、映画制作者としてアクション大作から地に足の着いたサバイバルドラマまで、海外の様々な作品を観ております。『カーンターラ 神の降臨』に関しては、自然を舞台にしており、森、泥、肉体的な闘いを生々しくリアルに感じられるようにしたいと思っていました。一方で、映画のクライマックスのアクションでは、肉体的よりも精神的な物を感じさせられるようにデザインしました。それは振り付けではなく、変身なのです。我々の根幹にあるエモーショナルな感情表現は維持したまま作りました」と解説している。

パンジュルリ神の写真70枚

すべてパンジュルリ神を写した写真ばかりで総数70枚!

村人も参加する神降ろしの儀式ブータ・コーラでパンジュルリ神が“降りる”描写から、儀式で舞を披露する瞬間、神々しい目にスポットを当てたカット、さらに代名詞ともいうべき「ウワァァァアアアアアーーー!」を雄たけびをあげる様子など、すべてが荘厳で神聖な気持ちで胸がいっぱいになるはず。また松明を持ちながら村人たちの前に立っているカットを見れば、いかに信頼をされながら崇められているかが一目でわかる。なお笑顔を見せたカットも届いており、雄たけび意外の感情表現も豊かであることが見受けられる。謎多きパンジュルリ神を知れる、魅力あふれる場面カットが届いた。

※WEB版でのみ全て掲載しております。

映画情報

出演:リシャブ・シェッティ、キショール・クマール・G.、アチュット・クマール、サプタミ・ガウダ他

監督&脚本:リシャブ・シェッティ

KANTARA(原題)/2022年/インド/カンナダ語/148分/配給:ツイン

©2022 Hombale Films. All rights reserved

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